
「茶道を支える茶の湯炭(ちゃのゆずみ)」
茶道界において炭は必需品であって、茶会などでは菊炭(きくずみ)とも呼ばれる美しい
「茶の湯炭(ゆずみ)」が使用されています。
燃料用の炭の中には、茶道用の炭「茶の湯炭」があります。
茶の湯炭とは、茶道用の上質な炭のことで、
主にクヌギの木炭が用いられます。
炭の木肌や切り口が他の燃料用炭に比べて滑らかになっており、
皮の剥がれも大変少ない高級な炭です。
特に切り口は、その断面図が菊のような美しい模様に見えることから、「菊炭」と呼ばれています。
火持ちもよく、燃料としては最高のものです。
火をつけると、断面が美しく浮かび上がり、ゆるやかな時間を
演出してくれます。
また、芸術品(飾り炭)としても広く愛され、贈り物にも適しています。
視覚的にも楽しめる炭です。

茶の湯炭には古くからの歴史があります。
茶道は「茶の湯」と呼ばれ、平安時代に遣唐使がお茶の煎じ方を
教えたことが、始まりと言われています。
その後、鎌倉~室町時代にかけて広まってゆき、安土桃山時代には、かの有名な「千利休」によって大名や貴族達の間で有名なものとなりました。
江戸時代には、一般庶民もお茶をたしなむようになり、
諸流派も表千家、裏千家、江戸千家などに分かれました。
このようにお茶の歴史は深く、長い時間をかけて浸透していったのです。

茶の湯炭には道具炭と枝炭があります。
道具炭は茶の湯炭の主体となる炭で、胴炭(どうずみ)、
輪炭(わずみ)、
割炭(わりずみ)、毬打炭(ぎっちょずみ)、
管炭(くだずみ)などがあります。
これらの炭の名称や寸法などは茶道の流派でそれぞれ異なり、
それに合わせて切りそろえます。
道具炭の原木はクヌギが主ではありますが、ミズナラ、コナラ、カシを
使ったものもあります。
いずれも炭窯で製炭し、窯内消火法による黒炭です。
枝炭は当初は火付け用に使ったとされていますが、
現在では道具炭を炉にいける時に装飾的に添えて使用します。
枝炭の原木はツツジ、ツバキ、クヌギ、コナラなどの小枝を原料とした
黒炭が使用されます。
枝炭には黒色のものと、これに胡粉(貝殻を焼いて作った白色の
顔料)を
塗り、白い色にしたものとがあります。
また、枝が二本のものと三本のものがあり、
これらは茶道の流派により
異なります。
また、寒い時期(11月~4月)では、茶会は床に切った炉で
火を熾(おこ)して暖を取りながら行われます。
このため、炉用の茶の湯炭が用いられます。
一方、暑い季節には、客を火から遠ざけ、風炉(ふろ)という
湯を沸かす
炉が用いられます。
このため、炉用よりも小さな風炉用の茶の湯炭が用いられます。
炉用、風炉用とも、それぞれ流派によって寸法が決まっています。
※ 「茶の湯炭に関する調査報告書」より抜粋
(日本特用林産振興会、平成18年3月による)
名称は流派によって異なる場合があります。








七福炭では、茶の湯でお楽しみいただける「風炉用」、
「炉用」の一手前セットをご用意しております。
高温で焼かれているため、火の粉が跳ねることは少ないですが、
事前に炭を手洗いをすると、より効果的です。
皮剥がれもなく、火を入れた際に臭いも出ない為、大変上品です。
至高のものと言われている池田炭に負けず劣らずの品質を誇る、
福島産のクヌギを使用した七福炭で、和の心を大切に、
ゆるやかにお茶をたててください。
福島の自然を炉の中に感じながら…。
| 【風炉用一手前セット】 (初炭1組、後炭1組、種炭3本、枝炭なし) |
|||
|---|---|---|---|
| 内容 | |||
丸管 1本 |
ぎっちょ 2本 |
割管 1本 |
割ぎっちょ 2本 |
点炭 2本 |
香合台 1本 |
胴炭 1本 |
まくら炭 1本 |
輪胴 1本 |
種炭 3本 |
合計 15本 |
|
| 【炉用一手前セット】 (初炭1組、後炭1組、種炭3本、枝炭なし) |
|||
|---|---|---|---|
| 内容 | |||
丸管2本 |
ぎっちょ 4本 |
割管 2本 |
割ぎっちょ 2本 |
点炭 2本 |
香合台 1本 |
胴炭 1本 |
まくら炭 1本 |
輪胴 1本 |
種炭 3本 |
合計 19本 |
|
※ 尚、特注サイズも承ります。お気軽に、ご相談下さいませ。
また、美しい断面の模様である「菊炭」は、芸術品(飾り炭)としても広く愛され、贈り物にも適しています。
視覚的にも楽しめる炭です。

|
![]() |
|



















